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前回のブログで三世代が一緒に住む家のリフォームについてご紹介しましたが、今日は、リフォームをする上で、気をつけなければいけないことについて、お話ししたいと思います。まず、大切なのは、強度の問題です。安全な建物を保つためには、既存の建物の状態を把握(調査)し、その上で、強度を確保したリフォームをしなければなりません。次は、予算の面です。目的や希望を整理し、優先順位を決めるなどして、予算を組んでいくことが大切です。そして、増築等の場合は、法的なチェックも必要です。また、機能面(使い勝手、用途など)や性能面(断熱、防火など)を考えていくことも大切です。当社では、それらを専門家の立場から総合的に判断し、実現に向けて丁寧に進めていくようにしています。写真は、以前子供室(洋間)に使用していた部屋を、お子様の独立を機に和室としてリフォームしたいというご依頼でした。その際、2階に位置しているので、眺望もより楽しむためにテラスを設けてほしいとのことでした。さらに、築数十年を経て、断熱性能が低い状態を改善してほしいとのご依頼でしたので、断熱材を入れ替える等の措置を行いました。結果として、ご要望のリフォームを実現することができました。